2019-01-01から1年間の記事一覧
オルガヌム:ポリフォニーの原点。初期のものは2声で、第一声が旋律を歌い、第二声がその4度上や5度上を歌うという形式。最初と最後はユニゾンであることが多い。それまではグレゴリオ聖歌に見られるように単旋律だった。1200年頃、サン・マルシャル学派・ノ…
ルネサンス以前 マショー (1300年頃、フランス) ジョン・ダンスタブル(1390頃、イングランド) ルネサンス期(1400~1600頃) デュファイ(ベルギー?) ジョスカン・デ・プレ(1440頃、フランス) オケゲム(フランス?ジョスカンくらい) パレストリーナ(1525頃、イ…
※死ぬほど雑にIsrael in Egyptの世界を説明します ・旧約聖書について旧約聖書はたくさんの本からできている。その中でも、律法(モーセ五書、トーラー)と呼ばれる5冊の本があり、順番に「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」である。こ…
聖書独特の用語や文脈を含めた解説を後日作ろうと思う。今回は訳のみ。 1. Recitative (tenor) Now there arose a new king over Egypt, which knew not Joseph; and he set over Israel taskmasters to afflict them with burthens, and they made them ser…
今回はあまり時間がなかったので小並感な聴いてみたシリーズ アルトラプソディーを聴いてみた 曲の構造は3部構成で、4/4のc-moll、6/4のc-moll、4/4のC-dur(男声合唱入る)という感じ。 第1部はめちゃくちゃ暗い音がする。とても悲しそう。同じモチーフがオケ…
今日聴く作品は、ブラームス作曲の「4つの四重唱曲 Op.92」 1. O schöne Nacht(おお、美しい夜) 2. Spätherbst' (晩秋) 3. Abendlied (夕べの歌) 4. Warum (なぜ?) の4曲である。 作詞はそれぞれ、ダウマー、アルマース、ヘッベル、ゲーテである。 パート構…